目標を書いていなくてもOK!振り返りからはじめてみよう
手帳をお使いの皆さん、10月はどんな1ヶ月でしたか?月の振り返りはできましたか?
私は月の振り返りだけは、必ずやっています。
10月の振り返りはこんな感じ
振り返るために目標は必要?
「目標設定をしていないので、振り返るものがなくて…」
最近、手帳の話をする中で、こんなお悩みを聞きました。
確かに、目標を立てていないのに、振り返るってどういうこと?と感じるかもしれません。
結論から言うと、目標設定ができていなかったとしても、振り返りはできます。実は私自身、月の振り返りを始めた当初、目標を立てずに、振り返りだけをやっていたのです。
ですので、目標設定をせずに振り返りをするとは、どういう感じなのか、改めて振り返ってまとめてみます。
目標設定せずに月の振り返りをしていた時
人生で初めてのバーチカル手帳を手にした私、3月の時点ですでに、ほとんど書けていないような状態でした。
そんなタイミングで、私は初めて手帳を続けるためのオンラインコミュニティに参加しました。するとそこでは月末になると「月の振り返りをしてくださいね」というアナウンスがあり、私は言われるがまま月の振り返りをしていました。
やり方はコミュニティーでおすすめされていた「KPT」を使って、1ヵ月を大きめのフセンを使って振り返りをしていました。
これを続ける中で、感じた効果は「あれ私思ったより1ヵ月いろんなことをやってるんだな」という自己効力感。
これを始めるまでは毎月月末になると「また1ヵ月が終わった。また私は何もできていない。」と、1人で反省会をし落ち込んでいました。
これが月の振り返りをするだけで、「あれ私頑張っているのかも」と思えるようになっていたんです。
これだけで、手帳を続ける十分な理由になった!
月の振り返りのやり方
月の振り返りをする時におすすめなのは、YWTとKPTというフレームワークです。
YWT
Y=やったこと
W=わかったこと
T=次にやること
KPT
K=KEEP(つづけること)
P=PROBLEM(課題)
T=TRY(次にやること)
1ヶ月の手帳やカレンダー、スマホに入っている写真を見ながら、これに当てはめて何か書いていけばOKです。
振り返りを始めてみるならまずは月1から!
私は月1回この振り返りをすることで、日々の生活は、ウィークリーに小さく書き残したような、小さなタスクの積み重ねで成り立っていることに気がつきました。家事や仕事、手続きなど、普段何気なくこなしていることも、振り返らなければ、ほとんど覚えていません。
これらを改めて振り返ることで「あれ、自分、けっこう頑張っているかも?」と気づくことができるのです。「こんなこと、やって当たり前」とつい決めつけてしまうような、そんな自分の価値観にも気がつきました。「これはやったうちに入らない」と、勝手に自分の成果を見過ごしてしまうこともよくあることなのではないでしょうか?
私自身、手帳で毎月の振り返りを始めてから、こうした気づきが増えました。何気なく過ごしていた日々に「こんなにも多くのことを成し遂げていたんだ」と気づけたことで、自己肯定感も高まりました。そして、この過ごしている日々が「人生」なんだな、と思うともっと自分で自分の行動を選びたいな、とも思うようになりました。
月末に、自分がやってきたことを手帳で振り返るだけで、次の月が少し楽しみになり、前向きな気持ちになれる、これってすごく素敵なことじゃないですか?
手帳を使って月ごとの振り返りを行うことで、ささいな日常が積み重なり、成長を実感することができます。ぜひ月の振り返りで、たくさんの「やったこと」を確認してみてくださいね。