あさも日記

ありのままは、4次元という話

あさもっちゃん

この記事を書いた人

名前 / Name  
あさもっちゃん 
概要/こんな人
好きなものをオススメするのが生きがい|手帳とフセンとアウトプットで自分らしい人生を楽しく模索| 自分軸手帳運営×きえフセン販売隊| 2025の漢字は【実】|7才👧9才👦

最近気づいたことがあります。 それは「ありのまま」って、実は4次元なのでは?ということです。

スポンサーリンク

そもそも「ありのまま」って何だろう

「本当の自分って何だろう」
「ありのままでいたい」

そんなことを考えるとき、私たちは一体どんなことを考えるでしょうか。

多くの場合、今この瞬間の自分を見つめて向き合ったり、昔の自分と比べてみたりして、「変わらない部分」を探すことが多いのではないでしょうか。そして「ありのままの私はこうです」って、点で捉えようとする。

なぜ点で捉えようとするのか。それは、今この時点での自分を決めてしまわないと、次に進むことが難しいからです。

効率性や成長、前進することを主な目的とした世界で生きています。現在地がわからないと目的地に行けないのも確かです。だからこそ、まず前提条件を決める必要がある。「私はこういう人間です」と現在地を明確にしてから、「では次はここを目指そう」と進路を決める。

前に進むために現在地を決める。そういった目的で、私たちは自分を点として捉えることが多いのかもしれません。

大切にしている価値観、得意なこと、好きなこと。確かにそれも自分の一部だと思います。でも、それで十分に「ありのまま」を説明できているのでしょうか。

体調が悪い自分

実を言うと、私、体調があまりよくありません。今まであまり感じたことのない気分の波を体験しています。それに伴って、気分が落ち込んだり、自己評価がどん底まで下がったりする日々が続いています。

「もうこんな自分いやだ」って思って消えてしまいたくなるくらい、自分が嫌になることもあります。

周りの人に嫉妬したり劣等感に苛まれたりして、そんな自分を受け入れきれなくてまた消えたくなったり。でもいつもそうというわけではなく、そう考えることしかできなくなる時があるのです。

そしてそんな時、つい考えてしまうのが「これは本来の私じゃない」「ありのままの私に戻りたい」といったことでした。

落ち込んでる私は「ありのまま」じゃないの?

そんな経験を重ねるうちに、ふと気づいたことがあります。落ち込んでいる自分は、ありのままではないのでしょうか?

そこで気づいたのは、そもそもこの状態を「そうなのですね」って自分で受け入れてあげないと、前に進めないということでした。

どうしようもない状態も受け入れて、受け流して、ただ見つめてみる。そこから始めなければ、この落ち込みには終わりがありません。

調子が悪いときも、気持ちを落としてしまうときも、自分が嫌になってしまう夜も、それも含めて「ありのまま」として受け入れる必要があるのではないか、と思ったのです。

ありのままは4次元

ありのままの自分には、縦、横、高さとしてのスナップショットだけではなく、時間の軸があります。

調子のいいときも悪いときも、嬉しいときも悲しいときも、全部ひっくるめて、時間の流れの中での自分。それが「ありのままの自分」なのではないでしょうか。

点として自分を捉えるのではなくて、線として、流れとして自分を理解する。波があることも含めて、自分。だからありのままは4次元なのです。

4次元思考で見えてくる可能性

今の自分を一旦固定し、前に進むという考え方は、確かに選択肢を狭めて選びやすくはしてくれます。でも、本当に自分の可能性を広げているのでしょうか?

例えば「今はあまり調子が良くないから、何か新しいことにチャレンジするのは良くないのではないか」と考えてしまう。今この瞬間の自分をありのままの自分として捉えると、もしかしたらチャンスを逃してしまうということもあるのかもしれません。

4次元的に自分を理解すると、これまでも良かった時、悪かった時があるわけです。実はすごく悪い状況の後、何か大きな選択をせざるを得ないような場面が訪れて、そこから人生が大きく開けていくということもありました。

子どもの頃の話になりますが、私は家から片道1時間半もかかる高校に行くことを決めました。反対する先生や周りの大人の意見に心が揺れて、辛いこともたくさんありましたが、自分の直感を信じて選択し、結果としてそこですごく良い時間を過ごすことができたのです。

この流れを改めて意識して、「これも自分だ」と考えてみると、今すごくしんどい状況であっても、目の前に少し気になるチャレンジや、やってみたいことがあったとき、それに手を伸ばしてみてもいいのかもしれないと思えるようになります。

周りの人は「今はやめておいた方がいいのでは?」と言うかもしれません。でも、4次元の自分の流れを信じて、チャレンジしてみてもいいのではないでしょうか。

流れやリズム、「今日の私は?」と問い続けること

「リズム」や「流れ」というものがあるということを、もっと大切にしてもいいのではないかと思います。毎日同じ調子じゃなくて当然だし、気持ちに波があるのも当然。それも含めて、自分なのです。

そんな自分に「今日の私は?」と問い続けること。これがありのままなのでは、と考えています。

自分のあるべき姿、こうなりたいという理想の姿を持つことは大切です。そういった目標が見えているからこそ、その方向に向かっていけるかもしれません。

でも、それは今の自分とは違うかもしれない。

「今日の私はどうなのか」
現状と「こうなりたい」という自分との差分

今日は少しでもそれに近づきたい気持ちがあるのか、それともちょっとそれは難しいと思っているのか。自分が感じていることを、できるだけ遠くから眺めて、客観的に受け取ってみる。

無理やり「こうあるべきだから」とそちらに向かわせようとしている自分でもいい。今日は無理しないでおこうと思っている自分でもいい。理想に向かいたい気持ちはあるけれど、うまくできない自分でもいい。

それらを客観的に見つめること。それが「今日の私は?」と問い続けることなのだと思います。

この問いかけによって、自分を固定せずに、今この瞬間の状態を受け入れながら、でも可能性は開いておく。そんな4次元的な自分との向き合い方ができるのではないでしょうか。

本当に自分を大切にするための考え方

いいところも悪いところも、好きなところも嫌いなところも、全部ありのまま。それを丸ごと受け入れることが、本当の意味で自分を大切にするということなのかもしれません。

もし今、不安やつらさを感じている方がいらっしゃったら、そんな自分も、あなたのありのままの一部なのだということ、大切にしてあげるべき存在だということを忘れないでほしいです。

自分を点ではなくて、流れとして見つめてみる。きっと、新しい自分への優しさが見つかるはずです。

ありのままは固定された決まった状態ではありません。時間の中で変化して、波打ちながら存在する、4次元の自分のことです。

今日から始められること

完璧でなくていいし、今すぐにすべてを変える必要もありません。

ただ、ときどき客観的に自分を見つめてみる。今日の自分はどんな気持ちでいるのか、何を感じているのか。それを責めることなく、ただ「そうなのですね」と受け取ってみる。

そんな小さな変化から、あなたの中に新しい安心感が生まれるかもしれません。調子の良い日も悪い日も、嬉しい時も悲しい時も、全部あなたの大切な物語の一部です。

そう思ったら、今日の自分も、昨日の自分も、明日の自分も、全部愛おしく思えてきませんか?

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT ME
あさもっちゃん
あさもっちゃん
自分軸手帳運営メンバー
好きなものをオススメするのが生きがい|手帳とフセンとアウトプットで自分らしい人生を楽しく模索| 自分軸手帳運営×きえフセン販売隊| 2025の漢字は【実】|7才👧9才👦
記事URLをコピーしました